雙峰祭について

雙峰祭とは

筑波大学学園祭「雙峰祭」(そうほうさい)は筑波大学の秋を彩る一大イベントです。

来場者数は3万人以上!広大なキャンパスを生かし、4つのエリアにて多種多様な企画が学生や教職員の手によって運営されています。模擬店やパフォーマンス、研究紹介、ステージ発表など、活気に満ちた企画が目白押し!

今年のテーマ

第51回雙峰祭テーマ むすんで、ひらけ

第51回雙峰祭テーマは「むすんで、ひらけ」です。50回分の積み重ねや人々の想いを今一度「むすんで」、そこから次の51回へと新たな可能性を「ひらく」、そんな願いが込められています。

学長挨拶

筑波大学長

筑波大学長
永田恭介

皆さん、こんにちは。

秋風も爽やかに、今年も筑波大学学園祭「雙峰祭(そうほうさい)」が開幕します。

今回のテーマ『むすんで、ひらけ』には、雙峰祭が積み重ねた歴史や、携わる多くの人々の想いをひとつに「むすんで、」未来へ向け可能性を「ひら」いてゆこうとの学生諸君の願いが込められています。

筑波大学は開学から50年を経て、「IMAGINE THE FUTURE.」を基盤に、「DESIGN THE FUTURE, TOGETHER.」を新たに掲げ次の50年へと歩み始めました。今年度は未来社会デザイン棟が新たに竣工予定で、社会事業を体験した学生の文化発信の場、地域社会との交流の場が完成します。学生がここで「自他共栄」の精神を学び、地域のそして世界のつなぎ役を担う未来を期待します。

今回で第51回目を迎えた雙峰祭は学内の他の取り組みに先駆け、学生と企業・地域社会の交流の場を創成し、育んできました。これまで数多の学生諸君、教職員、卒業生が地域社会の方々とその想いを結んできたこの雙峰祭から、未来を拓く新たなチャンスが生まれることを願っています。

最後になりますが、この大祭を企画し、準備を進めてきた学園祭実行委員会の諸君に敬意を表し、雙峰祭にご協力いただいたすべての方々に心より感謝の辞を申し上げるとともに、今年もまた、素晴らしい学園祭となることを切に願います。

委員長挨拶

第51回雙峰祭実行委員長

筑波大学学園祭実行委員会
委員長 才田開斗

この度は第51回筑波大学学園祭「雙峰祭」にご来場いただき、誠にありがとうございます。

昨年度、雙峰祭は節目となる50周年を迎えました。その歩みは、常に先人たちの情熱と挑戦、そして大学関係者や地域社会の皆様からのあたたかなご支援に支えられてきました。この場を借りて、深く感謝申し上げます。

現代社会は、失敗の回避や正解の追求が優先されがちな時代です。挑戦そのものが敬遠され、未知への一歩を踏み出すことが難しくなっているとも言えるでしょう。だからこそ学園祭は、あらためて“挑戦する原点”に立ち戻れる場であるべきだと、私は強く感じています。

雙峰祭に集う学生たちは、各々の関心や想いをかたちにしようと日々試行錯誤を重ねています。学術的な探究から、既成概念にとらわれない自由な表現まで──学生の多様な価値観から生まれる挑戦を全力で支え合うこと。それが50年にわたって受け継がれてきた雙峰祭の精神であり、私が最も大切にしている想いです。

そして、これからの50年。雙峰祭は、学内にとどまらず社会へと発信し、学生の挑戦が広く届く「架け橋」となることを目指します。その第一歩を、この第51回の開催とともに踏み出せたことを、心から嬉しく思います。

『私たちの挑戦の場を、私たちでつないでいくこと。』

この思いを胸に、雙峰祭はこれからも歩んでまいります。50年の歴史をむすび、新たな未来をひらき始めた雙峰祭を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。