雙峰祭とは
筑波大学学園祭「雙峰祭」 祝50周年!!
記念すべき50周年を迎える雙峰祭では学生や教職員による趣向に富んだパフォーマンスや模擬店、学術企画など様々な方々に楽しんでいただける企画が実施されます。 また、50周年を記念して雙峰祭と筑波大学の歴史を振り返る特別企画なども行われます。
みなさまのご来場、心よりお待ちしております!
今年のテーマ
筑ろう。
今年度の筑波大学学園祭「雙峰祭」のテーマは「筑ろう。」です。 この「筑る。」には「筑波大学やつくばの魅力を再発見・発信し、より好きになる」と「実行委員会・学生・教職員・地域の方々によって雙峰祭を『作り』上げる」という意味が込められています。 50周年を迎えた雙峰祭を通して、皆さんが思い描くそれぞれの「筑る。」を実践し、雙峰祭を大いに盛り上げていきましょう!!
学長挨拶
皆さん、こんにちは。
爽やかな秋空のもと、今年もまた、筑波大学学園祭「雙峰祭(そうほうさい)」が開幕します。
今年の雙峰祭のテーマは『筑ろう。』です。 雙峰祭が、学生や教職員、多くの地域社会の皆様によって「つく」り上げられていることや、「筑波大学やつくばの魅力を再発見して、より好きになって欲しい」という学生諸君の想いが込められています。
雙峰祭は、その名を筑波山に由来し(筑波山は、男体山・女体山の2つの峰からなる山で、『雙』は『2つ』を意味します。)、今年は、記念すべき第50回目の開催となります。 第1回目が1975年11月に開催されてから、筑波大学の歩みと共に、脈々と受け継がれてきました。
筑波大学は昨年、開学50周年(創基151年)を迎えました。 多様な前身校の歴史から生まれた「学際性」、嘉納治五郎先生の教えに象徴される「国際性」を現在も建学の理念として受け継ぎながら、 新たなスローガン「DESIGN THE FUTURE, TOGETHER.~ともに拓く未来~」を掲げ、次の50年に向けてさらに一歩を踏み出しました。
本学は、本年9月、マレーシアの首都クアラルンプールに、筑波大学マレーシア海外分校を開校しました。 新学群「学際サイエンス・デザイン専門学群」を置き、文理に偏らない学際的な教育を実現し、地球規模課題解決に貢献する人材を育成します。 日本の学位を授与する学部を海外に設置するのは国内初の試みであり、筑波大学はこれからも先導的な挑戦を続け、前に進んでいきます。
このような気風の本学で開催される学園祭もまた、多種多様なコンテンツから成る、チャレンジングで粋なお祭りです。 今年は第50回目の開催を記念した特別企画が実施され、雙峰祭のこれまでのレガシーを体感できるはずです。
雙峰祭は、今年のテーマ『筑ろう。』にあるように、学生諸君や教職員、地域社会や卒業生、様々な方の結びつきとともに創りあげていく祭です。 そしてこれは、本学の目指す姿 「DESIGN THE FUTURE, TOGETHER.」の体現といえます。この雙峰祭から、新たな未来を拓く出会いや交流が生まれることを願っています。
どうぞ皆さん、広大な筑波キャンパスが活気で満ち溢れる3日間を楽しんでください。 私もこの祭に参加し、皆さんと交流しながら、筑波大学の過去と現在を見つめ、そして未来を思い描きたいと思います。
最後になりましたが、この壮大な祭を企画し、長い時間をかけて準備を進めてきた学園祭実行委員会の諸君に敬意を表するとともに、雙峰祭にご協力いただいたすべての方々に心から感謝の意を表します。
今年もまた、素晴らしい学園祭となることを、心から願っています。
委員長挨拶
本日は第50回筑波大学学園祭「雙峰祭」にお越しいただき誠にありがとうございます。当学園祭は今年度、記念すべき50周年を迎えます。
1975年に第1回が開催されて以来、数多くの学生や関係者の方々の努力と情熱によって受け継がれてきました。
そして、この節目となる第50回を無事に 迎えることができ、心より嬉しく思います。 さて、今年度の雙峰祭は、これまでの50年の歴史を振り返りつつ、次の歴史への新たな一歩を踏み出す特別な機会となります。
開催当初は数十しかなかった企画も今年度は250近くに増加し、来場者数も毎年3万人を超える大規模なイベントとなりました。 この成長は、雙峰祭そして筑波大学の文化が時代とともに進化してきた証です。
しかし、 雙峰祭はただ大きくなったわけではありません。 過去には大学との衝突や感染症の流行による開催中止など、 様々な困難も経験してきました。 このような困難にも屈せずに続いてきた背景には、一貫して受け継がれてきた 「魅力」があります。
来場者だけでなく雙峰祭に関わる全ての人々がこの「魅力」に気づいていただければ、 雙峰祭を運営するものとしてこれ以上に嬉しいことはありません。
ぜひ、この三日間を通して長きに渡り受け継がれてきた「魅力」を探してみてください。
改めて、今回の雙峰祭にご来場いただき誠にありがとうございます。一夜と二日にわたる熱狂と感動をともに味わい、ともに雙峰祭を創りあげましょう。